イタリアの郊外にある一軒家風の店 マンジャパスタに行きました。
店舗の外観や内装などは北イタリア、トスカーナ地方の田舎の家がイメージだと
このお店のHPの冒頭に記載されています。
先日行ったオリーブキッチンやキャナリーローと全体の雰囲気は同じですが
建物自体はマンジャパスタの方がかなり大型店です。
外は大雨で入店も12時前でしたが一階はほぼ満席で二階に案内されることとなりました。
玄関入ったところで目に入ってきたのがドリンクとデザートでした。
やはり入店した際に魅せる演出が期待感を高めるのでこの手の店では必要性を感じます。
目の前で生地を伸ばしているのが見れますので立ち止まって見る人多かったです。
薪釜の中で焼かれるピザが見えるのはやはり期待感が増します。
玄関に貼ってあったテイクアウトピザ告知
薪釜で焼いた本格ピザをどれでも980円で持ち帰りできます。
※店内で食べると1180円〜1330なのでお得。
メニューのアーカイブ
↓メープルシロップを今回は注文
ドリンク工房は大きなスペースではないですが上手くレイアウトされています。
ドリンクスター無しでピッチャーを陳列。
↓省スペース内で多数揃えています。
ケーキはこのショーケースより一人3個選びます。
さすがこの手の店だけに手作りで多彩なケーキが並んでいます。
マンジャパスタを経営しているグランピアットという会社は近隣でケーキ屋やパン屋を営業されていました。
専門店のパンやケーキがこの店には集結する訳ですから味のレベルが高いわけです。
ピザは薪釜。パン・ケーキは専門店から。店舗の雰囲気はイタリアの郊外にある一軒家風。
雰囲気のいい空間で美味しいものを食べれるわけですか繁盛の条件が揃ってます。
夜はどうなのでしょう?
売り方は単品メニューとセット売り。
先日行ったオリーブキッチンと同じです。
但し、セットに前菜ブッフェ(食べ放題)なるものはありません。
単品で好きなメニューを頼む自由さはありますしお得なセットでの注文も有り。
以前コンサルの先生が日本人は本来単品注文で食事全体のバランスをとっていくのが苦手だと言われていました。
定食ではないですがこれだけ付いて「How much」って明確なコースやセットを好むとのこと。
景気が不安定な時勢も後押して食べ放題や100円寿司や250円均一居酒屋などは価格の明確さを売りに繁盛しています。
個人的には食べ放題や均一価格などには安価で安っぽい食事の印象があったのですが最近の視察で見て行くうちに
当たっている反面、中にはそうでもなく大人が楽しめる食べ放題もあるのだという側面も見えました。
参考にイタリア料理のメニュー構成
食前酒 アペリティーヴォ:食事の前に軽く一杯飲むお酒
ハーブ系リキュールのカンパリ、発泡ワインのスプマンテ、チンザノの名前で有名な
ハーブの入った白ワインベースのお酒ベルモットなどが定番。
前菜 アンティパスト
主に野菜、サラミ、生ハムやサーモンなどの魚介類を使った食事の前の軽めの料理。
サラダやマリネといった冷たい料理が一般的。
1皿目の料理(主菜) プリモ・ピアット
パスタやリゾットなど。スープもプリモピアットに含まれる。
日本人にとってメイン料理の感がある料理もメインの前のこのプリモ・ピアットに含まれる。
2皿目の料理(主菜) セコンド・ピアット
肉、魚を中心としたメインディッシュ。
ミラノではミラノ風カツレツ、ナポリでは新鮮な魚貝類など、その地方の名物をぜひ食べてみよう。
副菜 コントルノ
サラダ、温野菜などの野菜の付け合わせ。メインディッシュには通常付け合わせは付いていないので、野菜が欲しいときにはコントルノを注文する。
デザート ドルチェ
デザートには、ティラミス、パンナコッタなどの菓子をはじめ、果物、ジェラートがある。盛り合わせやワゴンでのサービスがある店も。
食後酒 ディジェスティーヴォ
食後の口直しとしての飲み物で、ワインを蒸留したグラッパ、レモンリキュールのリモンチェッロ、陰干ししたブドウから作られる甘く濃厚なワインのヴィンサントなどが定番。コーヒーを頼むならエスプレッソにするのがイタリア流だ。引用:地球の歩き方
↓ディナー来店の促進ポスター ※夜の集客が常に課題となる業態です。
もしキャナリーローとマンジャパスタが競合するとしたらどちらが有利なのか考えてみましたが
個人的には家族でいくならキャナリーローでデートでいくならマンジャパスタで決まりです。
複数イタリアンを食べに行くなら価格が明確な方がいいですし、
デートでいくならゆっくりとコースで食事したいというのが理由となります。