フランスで人気のある老舗のショコラトリー(フランス語で、チョコレート専門店)。
創業1827年の同店はマロングラッセ発祥の店としても知られ、またヴィクトル・ユゴーの詩にも詠われたパリの有名老舗。
丸の内の大丸にあるこの店が日本進出一号店です。
内装の印象はインパクトのある水色の使い方。
天井が高いので開放感があり青い空に白い雲で爽やかな店です。
飲食店の内装でこの色使い。水色のソファなんてさすがフランスの洋菓子店です。
玄関先にあったフランス本店の写真を見るとこの水色がボアシエのVIカラーですね。
水色(補色はレッド)という色の心理学的要素
変化を求め、常に生き生きとしている色。親切で開放的な性質を持ち、自由で有益で、意気揚々としたい色。
この色は、変化、変身の機会を提供してくれます。
確かに気持ちが開放的になる空間でした。非日常な空間とも言えます。
吹き抜けは7メートルもので、百貨店内ということを忘れさせてくれる空間です。
水色は心理学的なマイナス面としては時に未熟さに悩まされ、それによって混乱したり、
前進していけなくなったりすることがあります。
孤立感や孤独感はさらに消極的な特徴で、感情面での明快さを欠くといった状態をもたらします。
マイナス面で見ると開放的な空間の広がりの中で自分の未熟さを時として感じ、
前進していくための気持ちを衰えさせるという面もあるとのこと。
水色って開放的な感じがしますが繊細な感情が見え隠れする扱いの難しい色ということです。
個人的にはサンリオカラー(シナモン)で可愛らしい印象なのですが(笑)
マロングラッセ発祥店の味
今では一般的になったマロングラッセのグラサージュ(砂糖がけ)は、創始者のベリセール・ボワシエが開発したもの。
イタリア・トリノ産はじめ、大粒の栗を使用し、伝統の製法で作られている。
マロングラッセは価格でいうと一粒¥798(税込)。正直高いです。
でも発祥店の味だけに本物のマロングラッセを食べてみたい人はいいと思います。
私の知っているマロングラッセはパウンドケーキなどに入っている刻んだものばかりなのでこう1粒で味わうことなかったので
言葉では表しにくいのですが「上品な甘み、ほろほろと柔らかく、でもねっとりとした食感」という感じでした。
↓テイクアウトも多彩。写真はマロングラッセ。
チョコレートをはじめ、ガトーやマロングラッセ、キャンディーなど詳細を見ると
最高級カカオ、ノルマンディー産の生クリーム、ブルターニュ産バターなど、どれも選び抜かれた素材を使って手作りされています。
クラッシックで可愛らしいパッケージもパリのエスプリを感じさせる手土産には良さそうです。
ボワシエのHP→こちらから
※追記:当初はフランス語・英語・日本語があると記載されてますが今は日本語リンク無しでした。