繁華街の路地にバルが溢れ、居酒屋チェーンの業績が低下している時代。
あちこちの路地で見かける人気のバルですが、
メニューではイタリア料理、フランス料理、スペイン料理が混在していることが多く、ユーザーは飲食店を選ぶとき、料理のジャンルではなく『バル』という雰囲気を利用シーンで選んでいる。
居酒屋も料理ジャンルは幅広く「居酒屋」という利用シーンで選ばれていただけにバルの増加影響をモロにくらっている。
自由で居心地の良い“ゆるさ“を求め、あえてバルに行くようになった。居酒屋、焼肉屋で女子会をやりにくい感じがしますが、バルや肉バルというジャンルのお店だと女子会にも使えるお店の候補になれるんじゃないでしょうか。
ネットでの評価や声は若年層から中年層まで気軽で使い易いとバル支持が多い。
欧州の本格的なバルからの流れを上手く取り入れて肉をメインしたバルスタイルで集客している店も増えてきています。
今回の視察店もその流れの一つ。10月にオープンしたばかりです。
梅田阪急電車の高架下にテナントイン。
場所的には中津寄りですが茶屋町界隈になるので若年が多い。
看板:商品写真は使わず、イラスト。文字だけよりはイメージが掴める。
アルコールもジムビームのハイボールバリエーションとワインのボトル売り。
※ジムビームの打ち出しもあることからサントリーも紹介→地域グルメ
未熟果(グリーンオリーブ)→完熟果(ライプオリーブ、ブラックオリーブ)
幼果は緑色であるが成熟期に入ると黄色、赤色を帯び、完熟すると黒紫色に着色する。
山盛り!ルッコラのサラダ
肉屋のポテサラ:提供時にインパクト有り。
※ポテサラはアンチョビ入りの大人味。
食感は柔らかいというよりしっかりとした食べ応えがある。
食べた部分は筋もなく、余分な脂がなく赤身肉に近い。臭みもない。
この店のお肉はプレミアムグラスフェッド(牧草食べてるのに柔らかい牛)の1つで「パスチャーフェッドビーフ」を使用。プレミアムグラスフェッドは国内ではほとんど出回ってないと言われているお肉です。
(豪州国内でほぼ消費されてる為)
※パスチャーフェッドビーフとはマメ科や稲科の牧草を主に与える飼育法
ヒレは見た目の盛付けが悪いが柔らかくて美味い。
※グラムと肉質から見ると高くない。
完熟トマトのオーブン焼:流行りの什器、ル・クルーゼ風
このオーブン焼メニューはトマト&オニオンだけに
トマオニでも欲しいところ。
ただ、売れるそう気がしないという意見が多かった。卓上で絵になるには什器も大事。
肉を食べたらペペロンチーニ
〆の一品。ランチタイムにパスタランチを実施しているだけあって
味の評価は高かった。肉バルの〆はパスタでっていうのも女子会受けしそうです。