walkman's diary

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明日世界が終わるとしたら間違いなく最後に飲む珈琲:KAKO (名古屋)

口コミサイトで明日世界が終わるとしたら間違いなく最後に飲む珈琲ですね。
という書き込みに惹かれたということで今回訪れた店。

店の外にも溢れるコーヒーの焙煎の香り。
入口の横に焙煎前の生豆がケースにいれられて積んでありました。
ここでいい豆を選んで自家焙煎するわけですから店の顔へのこだわりがよく判ります。

このKAKOは名古屋で最初に自家焙煎を始めた(昭和47年)お店とのこと。
現在、三店舗。KAKO→HP

店内は間接照明の柔らかい明かりとムーディな音楽が流れていて
大人の集う喫茶店という感じ。適度の賑やかさが逆に落ち着きます。

↓モーニングタイムで店は賑やか。でも何か落ち着く雰囲気がこの店にはあります。

コーヒーを自焙煎しているだけに店内はいい香りが漂ってます。

↓ モーニングメニューとランチメニュー

↓ コーヒーを頼むとトーストがついてきます。

↓ ウィンナーコーヒー

小倉トースト:モーニングに+80円で小倉がのります。

店内でパンも焼いているそうですが一番最初に焼き上がるのが9時となるので
時間が無い今回は食べれませんでした。人気のカイザーパンも食べてみたかったです。
昼頃にはフランスパンが焼きあがるそうです。

カイザーパンについて



ドイツ語圏でKaiserbroetchen、Kaisersemmel〈方言)と呼ばれるのは以下のリンク先のパン。
http://www.marions-kochbuch.de/rezept/2699.htm
Kaiser=皇帝の意味
Broetchen、Semmel=小型のパンの意味

昔、ドイツ語圏の庶民が食べるのは1週間に1度焼かれる、ライ麦パンまたはライ麦と普通の小麦粉が半々のバウアーブロート(農民パンと言う意味)でした。
毎朝焼かれる真っ白な小型パンはそれこそ皇帝の食べ物だったのでそれにちなんでカイザーパンとのことです。

アルプスの少女ハイジでクララの家でハイジが歯の悪い田舎のペーターのおばあさんに柔らかい白いパンを食べさせたいと洋服ダンスにせっせと貯めこむシーンがあります。あれがカイザーパンとのこと。

その他KAKOのメニューアーカイブ

店内の雰囲気もいいですがやはり珈琲の自家焙煎・焼きたてパンというこだわりが
地元で愛され続けている理由でしょうか。

いい店なので近所にあれば私も常連になりたいと思いました。