キャメルダイナー:大阪アメ村
神戸で流行り、大阪に飛び火してきたローストビーフ丼。
専門店もオープンしています。
店頭メニュー:店は若年層の集まるアメ村の路地立地。2号店もすぐ側の2Fにある。
店内メニュー版:どて煮黒カレーとローストビーフ丼の2種のみ販売
ローストビーフ丼
※この3品の上にトリプル(3倍)がある
ローストビーフ自体はよく出来ていて味も食感もよい。タレはガーリックが効いたしょう油ベースの「絶品濃厚ダレ」が美味い。ただ、1.5倍は量が多いので途中で味に飽きがきた。
肉を食べたいと来店した人には満足できるレベル。
ローストビーフは作り置きして注文が入ったら盛り付けるだけなのでオペレーション的には問題ない。
※ご飯の量も多い
どて煮黒カレー
黒カレーの参考として食べてみたが立地柄か量が多い。どて煮というのは面白いがトッピング程度。味は濃厚で思っていたより美味しい。
Guzman y Gomez(グズマン イー ゴメズ):メキシカンファストフード
再上陸の『Taco Bell(タコベル)』日本1号店がオープンしたあとに、今度はオーストラリア発のメキシカンファストフード『Guzman y Gomez』が日本初進出。世界的なメキシカンブームが日本にも押し寄せてきている感じです。
メキシカンファストフード『Guzman y Gomez』→HP
GYGは2006年にオーストラリアで創業、オーストラリアに57店、シンガポールに1店を展開する。
従来のファストフードと異なり、フレッシュな食材とハンドメイドにこだわったメキシカン・プレミアムファストフード。
日本発登場はラフォーレ原宿2階GOOD MEAL MARKET内。
席はスタンディングとテーブル席のフロアーに分けられており平日の16時台にしては8割埋まっていたのでまずまずではないでしょうか。
ブリトー(人気No1):KFCのツイスターに似てる
トルティーヤの皮はモチモチと優しい食感。野菜・肉・米・豆・チーズなどが入っているのですがまろやかな味で、私が個人的に抱いていた刺激的なメキシカンフードの印象と異なるバランスフードでした。
サラダボウル:ブリトーの具材をサラダにのせたメニュー
ナチョス:チップスにワカモレ(アボカドディップ)やトマト、コリアンダー(パクチー)、タマネギをトッピング
ブリトーボール:野菜・肉・豆・チーズをお米にのせたタコライス
エンチラーダ:この店のスペシャルM ブリトーにワカモノ、サワークリームなどをトッピング。ボリュームたっぷり
出店目標は20年間で100店で、今年は都内の丸の内のようなオフィス街に1店を出店。来年には3店を首都圏で出店し、5店を直営店で展開。3年目からはフランチャイズの加盟店の募集を開始し、毎年5店程度のペースで店舗を拡大する予定。オーストラリアでは、フレッシュでヘルシーというイメージから18~35歳の女性が来店客の半分を占めている。日本でも同様に、若い女性客の来店を想定する。
日本で成功するブランドの特徴について「現時点では、ハワイ、NY、台湾、シドニー、パリといった都市で行列がある店で、現地で日本人の観光客も並んでいる店に注目している。日本初上陸、行列、表参道がひとつのキーワードだ」という。
GYGは、現地ではオフィスワーカーのランチ需要に対応しているため、日本の1号店も当初は六本木などを想定していた。ただ、食のトレンドを見る場合には、原宿の若い女性に受け入れるられるかは、一つの試金石となる。情報発信力からいっても、原宿・表参道エリアは外せない場所だ と語る。
「ビルズでは朝食文化、マックスブレナーではチョコレートをカフェで食べる文化を伝えてきた。スープストックトーキョーが出たことで、食べるスープが広まったように、GYGが出たことで、ランチでブリトーが普通になるような情報発信をしたい」
同じフロアーにはフレンチフライ専門店のAND THE FRIET(アンド ザ フリット)がありました。行列で有名なフレンチフライ専門店ですが、平日の16時台ということもありお客さんはこの状況。
メニュー版:いろいろあります。この店の味は2度揚げ(高温と低温)がポイントとのことです。
焼肉チャンピオン:中目黒
牛かつのおか田(新橋)
新橋で一番行列ができると云われる「おか田」ですが行列は店舗前でなく少し離れた階段にできます。
11時オープンですが10時30分過ぎると階段に人が並び始めました。
※この日はオープン前で20人くらい
東京で牛かつがブームということもありこの老舗の注目度が上がっているのではないかと思っていましたが
この喫茶店のような小さな店にそれほどの魅力が何故あるのか気になるところです。
牛かつについて
・とんかつではなく牛かつ。洋食屋のビフカツ(カツレツ・コートレット)
・東京では牛かつがブームで昨年から店が急増中(もと村・壱弐参などチェーン化)
・30秒~60秒揚げるだけで中はレア。提供が早い。
・特徴は衣は薄く、肉には厚みがある。
・味はあっさり、牛のたたきのようで山葵醤油で食べるのが主流
・使用する肉はロース、肩ロース、サーロなど各店特徴付け
・肉バルが大人気ということ、牛肉生食の規制からの反動もある
大阪でいえば、牛かつは二度漬け禁止の串カツ(牛)というイメージ
周りの注文聞いているとほぼ3番「牛ロースランチかつセット」
※ご飯は1杯のみお替わりOK。タレはわさび醤油とゴマぽん
揚げ時間30秒という割に衣はいい揚げ色で中も火が通っているのではと思いましたが
一枚引き出すとインパクトのある赤でした。
下ごしらえ
衣には生パン粉と食パンをミキサーで砕いたきめ細かいパン粉が使われている。
約200℃の高温で30秒ほど揚げ、できるだけレアな状態を保つため揚げた瞬間にカツをカットして熱を逃がしているという。
高温で揚げた衣は薄くてサクサク、お肉はレアなのでさっぱり。山葵醤油で食べるからかもしれませんがタタキと刺身の中間を食べている感じ。
旨味はいうと個人的にはそれほど感じず。ただし、スジ処理がいいのか全体に柔らかいのが印象的でした。
あとで気になったのがメニュー版をよく見ると牛ロースは豪州産牛ロース加工肉・フィレは 豪州産フィレ肉と記載されてました。
加工肉とあるからにはインジェクションでは??
大阪で牛かつと云えば「串カツ」で馴染み深いですが関東では珍しいからブームになるのでしょうか?
焼野菜 五十家:京都木屋町
ゴッチーズビーフ 堺筋本町(Gottie's BEEF)
熟成肉専門として打ち出し成功している勢いのあるお店
※王様のブランチグルメランキング2014年でアクセスランキング1位→王様のブランチ
スタッフに聞いてみるとゴッチーズビーフの出店(現在10店舗)は好調のようでこのお店も元「ベジデジや」からの転換とのこと。ベジデジやはサムギョプサルの専門店で当時「韓流ブーム」もあって話題のお店でした。
▼この店が経営しているサムギョプサル専門店「ベジデジや」※現在14店舗
歩行者に向けてプレゼン的なショーケース。目立ちます。
スタッフの話ではランチタイムは女性が多く、一人で入ってきて1ポンド食べていく肉食女子もいるそうです。
メニューアーカイブ
卓上に塩、ステーキソース、ポン酢が置かれており、ランプのお勧めはポン酢との事。中は真っ赤、気になれば鉄板に押し付けて好みに焼く。
ミルクマッシュポテト
ネーミング通りでしたがねっとりとした食感は女性に受け良さそう。
パイ包みクリームチャウダー:パイ包みは割る楽しみがある洋食逸品。
ステーキに合うパン:ガーリックバターにブラックペッパーを混ぜ込んでいる
ドリンクメニュー
人気のジャーを使ったサングリア・生絞りカクテルも多彩にあり ※ノンアルコール有
トウモロコシとパイン(スムージー)※ベジタブルスムージーもおいてます。
熟成牛専門という打ち出しはいいですが、肉の提供方法についてはもう一つ工夫はいると感じます。
但し、メニュー全体を見る限りでは今時の要素を上手く取り込んでいるので人気があるのが分かります。
保温だけでは勿体ない鉄板設備についてスタッフに突っ込むと
以前の店(ベジデジや)の設備が残っているので、、との話でした。
淀屋橋に新店ができるということなので完成系として見てみたいと思います。